少しの間意識が飛んでいたらしい。
気がついたら泣きそうな顔をした鬼柳に抱きかかえられていた。
あのな、泣きたいのはこっちだっつーの。
身体いてーし、尻もいてーし、なんかどろどろで気持ちわりぃし。
「クロウ、」
「あっち行けくそったれ」
何か言いかけた鬼柳を邪険に遮って、腕で押しのける。
身体起こすのもしんどい。
とにかくまずは風呂だな。
そう思ってギシギシ言う身体を起こすと、太ももをたらりと何か伝う感触。
うわぁ・・。
何だこれ何処のアダルトビデオだよ。
とりあえずティッシュで拭ったけど、動くとまたうわあってことになりそうだ。
風呂まで歩いて行ける気がしない。
クロウは鬼柳の方へ両腕を突き出して言った。

「風呂入りたい、連れてけ」

ＥＮＤ

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京クロ
事後
短くてスイマセン
いや小ネタの方へ上げようと思ってたんですけどね
あっち畳んでないから
いきなり事後っつのもどうよ？と思いまして；

最初はごーかんなつもりだったが
ふつーに京介が調子こいただけっぽくなった。